食べない子を持つと、心配になってくるのが幼稚園です。
離乳食の頃とはまた違う悩みになってきます。
幼稚園ではお弁当と給食が交互といったところが多いのでは
ないでしょうか。
うちも入園を考えている幼稚園は1週間に給食3回、お弁当2回。
娘はきっと食べないだろうな…
今からとても心配です。
食べる気なし娘…まず、かぶりつく練習をしなければ!
うちの娘は元々食べないのですが、さらに食べなくなるのが塊です。
だからと言って、離乳食の頃のようなドロドロはもっと食べません。
食べやすい小さいもの限定。
大きいものは絶対に食べないのです。
必ず「切って!」と言ってきます。
数少ない好物、唐揚げもです。
小さく、小さく切ったものしか食べせん。
自分で噛みきろうとする気が全くないのです。
切っていないから揚げの場合、見向きもしません。
「かぶりつく? そこまでして食べる気はないから、私」
そんなことを言っているように感じる娘の態度…
でも、お弁当や給食につきものなのが、唐揚げではないか?
と思うのです。
数少ない食べられるおかずです。
かぶりつくということをマスターしてほしい!
親としてはそう願うのですが、娘は全くその気なし。
お弁当はまだいいです。
私が切ったものを詰めればいいのですから。
でも、給食は違います。
幼稚園見学に行ったとき、その日の給食を見せて頂いたことが
ありました。
給食の中身は…
白いご飯、から揚げ、ポテト、茹でとうもろこし。
あぁ、難関です、トウモロコシが…
子どもは好きなはずなのに、難関!トウモロコシ
子どもメニューに良く入っているのがトウモロコシ。
甘いから子どもは大好きなのでしょうが…
はい、うちの娘は食べません。
「かわがきらい」
なんだそうです。
口の中に残っちゃうんでしょうね。
幼稚園見学の際に見せて頂いたお弁当。
カットされたとうもろこしがゴロンと1個。
小さい給食の食器の中、かなり大きな存在でした。
粒のコーンですら食べない娘です。
トウモロコシを見るだけでも嫌がるのに、ゴロンとカット1個なんて
かなりハードルが高いです。
とうもろこしにかぶりつくなんてこと、うちの娘はしないでしょう
から、丸々そのまま残すでしょうね。
はじめてのお弁当、はじめてのおにぎり、食べるか?!
幼稚園の心配は食べること。
給食とお弁当!
お弁当を作って、練習するしかない!!
お弁当につめたのはおにぎり、卵焼き、ウインナ
三つだけでした。
でも、こんなに少なくても食べない子は食べないんです。
から揚げはかぶりつくのにちょっと難易度が高いと思い、
おにぎりにしました。
から揚げが難易度高いなんて、情けないですけど…
とりあえず、最初ですから。
おにぎりは柔らかいので、かぶりつき、噛みきれるでしょう♪
いつも行く幼児教室へお弁当を持参しました。
教室終わりに休憩室でお昼にしようと思ったからです。
家でお弁当を広げても、あまり初めて感がないように思います。
そのため、お出かけした日を狙いました。
お出掛けして、はじめてのお弁当…何だか特別な感じしますよね♪
娘がいつもと違う雰囲気を味わうこと。
お弁当にプラスした味付けのようなものでしょうか。
「今日はお弁当持ってきたからね♪おにぎり食べよう」
見たことのない、可愛いお弁当箱に娘はくぎ付け!
うちの娘は新しいものに食いつきます。
新しいものといっても、食べ物以外ですけどっっ
お弁当箱を娘の前に置くと、大喜び~
蓋をパッと開けると、娘は拍手してくれました♪
これは食べてくれるような予感です!
ラップでくるんだおにぎりを娘に持たせました。
こうしてラップを取るんだよと練習。
海苔は大好きなので、キラキラと目が輝いていました。
そして、大きな口を開けておにぎりをパクっ!!!
「おいしい♪」とにっこりする娘。
やった~! 食べた食べた!
と、喜んだのも束の間。
たった2口でおにぎり終了~
いやぁ、びっくりです。
ひと口目で「美味しい」って言ったのに!です。
「卵焼きとウインナも美味しいよ」と誘ってみました。
すると、ちょっと躊躇しつつも手づかみで卵焼きをパクっと♪
「美味しい♪」とニコニコ。
いや、だまされないぞ!本当に美味しいの~?
と見守っていると、2つ、3つと卵焼きは食べました!
卵焼きには雪塩がほんの少し入っているだけ。
そして、キティちゃんの絵が入ったウインナ。
ひと口食べて・・・吐き出しました。
娘は肉系は特にダメなんです。
ハンバーグもハムも、食べません。
食べるのはから揚げのみ。
から揚げは恐らく衣のパリパリ感が好きなだけだと思います。
衣を取ると一切食べません。
はじめてのお弁当はほんの少し食べただけ。
それでも進歩です。
入園までの半年、頑張らなければ!と思いました。
娘の好きなものを見つけること。
お弁当に入れられるおかずをみつけること。
給食は……どうしましょ~
食べない子を持つ親の悩みはつきません。